趣味の珍奇植物

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冬から始めるモンソニア・ムルチフィダの実生栽培記録①

以前から興味のあったモンソニア・ムルチフィダの実生に挑戦してみようと思い、種子を入手しました!

この記事は実生のムルチフィダがどのように成長し、種子をつけるのかというところまでを時系列で追っていくことのできる記録として製作しようと思います。

早速種子を播いてみた!

事前処理はぬかりなく

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というわけでいきなり播種が完了してますが、土の配合や事前処理などは「Toshiro Mori Design」の森さんが考案した栽培法を完全に踏襲した形です。

森さんのサイトではメネデールに4〜5時間とありますが、僕は少し長めに8時間ほど浸けてみました。

しかしいつまで経っても浮いたままな種子が一粒ありまして…。とても気になっています。

 

播いた種子は8粒

入手した種子の数は親株が両方ピンクの花をつけるという種子が5粒+出品者さんのご厚意で頂いた選抜3粒の計8粒です。

土は森さんオススメの配合(サボテン用土5、軽石4、ゼオライト1の割合)で作ったものをプレステラ90鉢にすり切りいっぱい入れています。植え替えの頻度を極力減らすため、1鉢に種1粒が基本です。

腰水で管理していく事になるので手頃なトレーを用意したのですが、計算ミスで6つしか納まらなかったのです…。

しかたないので2鉢だけ、種を2粒播きました。異なる条件の比較が出来るのでこれはこれで良しとします。

 

育成環境について

至近距離で育成ライトに当てまくる

強い光が何より重要で、播種直後から葉を焼き切るつもりで播種直後から育成ライトをあてまくると良いとのことだったので遠慮なくガンガン当ててます。

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僕の場合LED素子から鉢トップまで200mmほどの距離です。なお隣のパキプスは思いっきり葉焼けしました。

ちなみにこの育成ライトと後述のサーキュレーターはアマゾンのスマートタップで一元管理しており、朝5時に自動点灯し19時に自動消灯するシステムになってます。外出先からもオンオフの操作が可能なので、めちゃくちゃ便利。

 

園芸用ビニールで簡易温室を構成

スチールラックに0.1ミリ厚の園芸用ビニールを取り付けてみました。ダブルクリップで棚板のフチとビニールを挟んでるだけですがこれだけでかなり違います。

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植物部屋は暖房していないのですが、狭い空間なので育成ライト自体の熱が籠るため内部は大体20℃程度まで上がっています。

 

PC用の冷却ファンをサーキュレーターに

この小さい空間にサーキュレーターでは大層すぎるのでPC冷却用のUSBファンを設置してみましたが、なかなかいい仕事してます。

場所を取らない、駆動音が静か、風評は必要十分(しかもと三拍子揃っており非常にナイスです、オススメです。

 

はたして無事に芽は出るのか!

実生は初めてですが準備している時のワクワク感や、ちゃんと芽が出るのかどうかというドキドキ感がたまらなく面白い!ちょっとハマってしまいそうです。

やれることはやったはずなので、芽が出るまで腰水管理をせっせとこなすのみ!

8粒全部から芽が出るといいなぁ。