何事にも“適期”ってありますよね。
特に植物の植替えをしようと思った時、大概の品種で推奨されている時期は春から秋にかけてというのが常識です。
でも…季節外れのポカポカ陽気が続いたもんだから我慢できなくて植替えどころか地植えに挑戦してみちゃったのでその記録をしておこうと思います。
とりあえずやってみよう
真冬に鉢から引っこ抜かれたあまりに可哀想な植物はタイトル通りユッカロストラータくん。
耐寒性に優れ、暑さ、乾燥にも強く放射状に広がる鋭い葉が特徴的な品種です。大きくなると幹立ちする美しい姿がとても魅力的で昨年の9月にこの苗を入手しました。
ちなみにこの写真では8号のスリット鉢に植ってます。鉢植えのまま気長に育てようなんて思っていたんですが、地植えでのびのび育つ写真を見ているうちに自分もやってみたいという思いが…。しかし訳あって年末まで庭に植え込むことができない状況でした。
春まで我慢しようと思っていたものの、気づけば季節外れの陽気についうっかり鉢をひっくり返すという暴挙に出ておりましたとさ。
ロストラータは寒くても成長してるかも
これまでの管理方法はというと、雨晒し&雪晒し、水やりはお天道様の気分次第というほとんどほったらかしの状態。管理してるとは言えませんね。
当然変化はほぼ無しでしたので根の動きもあんまり期待していませんでした。ところが抜いてみると新しい根がかなり出ているではありませんか!
とはいえこの短いスパンで、しかも真冬に植え替えをするなんて自分でもどうかしてると思います。
でもやってしまったものは仕方ありません。速やかに、そして丁重に地面へと植え込んだのでした…。
無事セット完了!
すこーし幹立ちし始めてたんですが、深めに植え付けたので葉っぱのみ見えています。ちなみに土は元々の土に赤玉と軽石を適当に混ぜ込んだくらいで、特別なことはしていません。
さらに植え込んだのは北側、冬場は正午から2時間程度しか直射日光が当たらないという悪条件の場所!
いじめるのも大概にしろという声がロストラータくんから聞こえてきそうですが、これがうまくいけばいつどこに植えても大丈夫という自信に繋がりますので是非とも頑張ってもらいたいところです。
ポジション的には我が家の顔となる場所なだけにとても期待していますが、果たしてどうなるのやら。
色んな意味で楽しみな試みです。